こんな人におすすめ!
・外来がん治療専門薬剤師の勉強の範囲がわからず不安な人
・がん治療の知識を網羅的にしっかり進めていきたい人
・抗がん剤の種類や特徴やがん種ごとのレジメンの特徴を整理しつつ学びたい人
(本の詳細)
出版社:じほう(編集:日本臨床腫瘍薬学会)
定価:11,000円(税込)
出版日:2022/9/29
本書のおすすめポイント
1、「過去問もなくてどんな勉強をしたらいいかわからない」って悩みを解決してくれる!学会編集なので安心して勉強を進められます。
2、手堅い学習本!がん治療の基本知識、支持療法の考え方、各がん種の特徴や治療の考え方が網羅的にまとまっていて着実に基礎が固まる。
3、病院勤務でないと学びづらい「注射剤」の知識も学べる!希釈や前処置などの知識も難しすぎずに抑えられるのは助かります。
おすすめポイントの解説
1、「過去問もなくてどんな勉強をしたらいいかわからない」って悩みを解決してくれる!学会編集なので安心して勉強を進められます。
「どんな勉強をすればいんだろう」
「どこまで勉強すればいいんだろう」
「この知識はもっと詳しいことまで覚えないといけないのかな」
専門薬剤師のための勉強を始めようとして、こんな悩みを抱えていませんか?
私自身も限られた時間をムダにしないように「どのくらいの知識を身につければいいか」って悩みをずっと抱えていました。
薬局勤務で専門資格を取るときの一つのハードルが「細かいことを聞ける相談相手がいない」ことです。
仕事やプライベートで忙しい中、限られた時間で勉強を進めるので不安は大きくなります。
この本は幅広い知識を過不足なくまとめてくれているので安心して勉強を進められます。
特に外来がん治療専門薬剤師を目指す人であれば、学会編集なので「学会が求めている知識がある程度まとまってるんだろう」って気持ちで学べます。
基礎知識もしっかり抑えられているのでこれから勉強を始めていこうって人の始めの一冊にピッタリです。
2、手堅い学習本!がん治療の基本知識、支持療法の考え方、各がん種の特徴や治療の考え方が網羅的にまとまっていて着実に基礎が固まる。
基礎的な知識がボリュームたくさんまとまっています。
レジメンがメインの本だとがん治療の基礎理論が学びにくい。
基礎理論が分かった上で抗がん剤の特徴を見ていくと、色んな知識を関連して覚えることができるので勉強がかなり楽になります。
臨床検査でも検出しきれない微小がんが残っていることがある→術後化学療法で生存率アップ!
こういった知識も関連して覚えることができます。
3、病院勤務でないと学びづらい「注射剤」の知識も学べる!希釈や前処置などの知識も難しすぎずに抑えられるのは助かります。
外来がん治療専門薬剤師を目指している薬局薬剤師の方にはツライ話ですが、注射剤に関する知識もけっこう問われます。
・インラインフィルターの有無
・注射剤の希釈で生理食塩水やブドウ糖液の何を使えばいいのか
・Infusion Reactionが出るか
・注射の前処置は必要か
・前処置には何を使うか
上記の項目は問題で出てきやすいです。
レジメンの抗がん剤の順番を問われることもあります。
試験対策としても、今後の連携で病院の業務をイメージするためにも必要な知識が抑えられます。
実際の活用法
メインの学習教材としてフル活用
外来がん治療専門薬剤師の試験勉強でわたしが毎日使いまくった本がこの『臨床腫瘍薬学』です。
特にがん種ごとのレジメンや薬の知識は何度も見返して頭に叩き込んでました。
基礎固め~試験対策の応用にがっつり活用できます。
・治療アルゴリズムや推奨レジメン
・薬ごとの特徴
この項目は毎日何度も読み返して覚えるの推奨の学習書です!
ガイドラインを読む時のサポートに
試験勉強や症例記載の時にがん種ごとのガイドラインで確認が必要なことがあります。
ただ基礎知識が少ない勉強しはじめでは理解しにくいことが多いです。
『臨床腫瘍薬学』では治療アルゴリズムが基礎の考え方からまとまっているので、この本をサポートに使いながら勉強していくと理解がしやすくなります。
効率よく知識を理解してくことは大切です。
がんの専門資格を取るまでにはすべきことがたくさんあります。
メインだけでなく、サポートとしても使える一冊はかなり便利です。
こんな人におすすめ!
・外来がん治療専門薬剤師の勉強の範囲がわからず不安な人
・がん治療の知識を網羅的にしっかり進めていきたい人
・抗がん剤の種類や特徴やがん種ごとのレジメンの特徴を整理しつつ学びたい人
外来がん治療専門薬剤師を目指す人には一番おすすめできる一冊。
(なんたって認定している学会が出してますから)
メインの学習書としても、サポートツールとしてもがっつり活用して専門性を高めましょう!