そんな悩みに答えます。
【この記事でわかること】
・薬剤師は儲からない?年収アップをするとどうなるか。
・薬剤師が年収を50万円上げるための方法5選【デメリットも全て解説します】
この記事を書いているボクは、調剤薬局で9年勤めてる薬剤師。
管理薬剤師歴は4年ほど。
薬局長や薬剤師会の理事なんかもしています。
若手薬剤師の「いまさら聞いていいの?」って疑問を解決するためのブログを執筆。
現在、薬局薬剤師以外に100万円ほどの収入あり。
この記事で、年収を上げる具体的な方法がわかります。
薬剤師は儲からない?年収アップをするとどうなるか。
薬剤師の年収のイメージは、初年度400万円ほど。
ここから社会保障費や税金を抜かれ、手取りは280万円くらい。
ざっくり月23万円ほどです。
もちろん会社によって大きく変わりますが、このくらいは確保できます。
実家暮らしで独身なら困ることはありません。
生活するには困らないならいいんじゃない?
一般的な20代サラリーマンの平均年収が340万円くらい。
新人薬剤師の年収はくらべると結構高めです。
ただ、一人暮らしをしたり、奨学金の返済で月5万円引かれるとキビしくなってきます。
年収50万円くらいアップできれば、けっこうラクになります。
だからこそ年収アップの方法を知って、アナタにあった収入を作っていきましょう。
年収アップで自由な暮らしを手に入れるための方法、5つ紹介します。
薬剤師が年収を50万円上げるための方法5選【デメリットも全て解説します】
薬剤師の年収を上げる方法を5つ紹介します。
この記事では
再現性が高い(誰でも収入アップに繋がりやすい)
必要な時間、労力が作りやすい(コスパ高め)
普段の仕事をしつつでもできそうなものを選んでいます。
この2つを軸に紹介します。
薬剤師会活動に参加する
薬剤師会の休日診療や学校薬剤師などの活動に参加する
薬剤師会では地域の休日診療所や学校薬剤師の派遣をしていたりします。
会員ならこういう活動に参加すれば、高単価のバイトの代わりになったりします。
【メリット】
・年間50万円以上の収入アップが可能
・地域のネットワークが手に入る
休日診療所などはシフトが多くなると自然に年収が上がります。
クリニックの医師や他の薬局薬剤師とのつながりができるのもメリットです。
【デメリット】
・地域によって単価が違う
・募集がないとすぐにはなれない
募集があればすぐになれたりもします。
地域の薬剤師会に聞いてみましょう。
社内で出世し、役職手当を手に入れる
会社で出世して、管理薬剤師や薬局長になる
会社の中の制度を活用して年収をアップさせる方法もあります。
今後、出世して他の部署で働きたい人はこのパターンがいいかもです。
【メリット】
・スキルアップにもつながる
・仕事のやりがいが得られる機会が増える
責任のある仕事が増えるので今までにないスキルが身に付きます。
責任者の経験があると、今後の転職で有利になったりもします。
【デメリット】
・責任もけっこう増える
・経験や能力が必要
会社にもよりますが、新人ですぐになれることは少ないです。
なれたとしても責任の範囲が広がるので、自信がない人はリスク高めかも。
ただ手当がつけば昇給額も大きいので、スキルアップの目標として考えるのがオススメです。
転職する
他の薬局に転職する
転職サイトに登録する
年収アップで一番早いのは転職です。
転職エージェントがしんどいことを代わりにしてくれるメリットも大きい。
普段の仕事をしながらでも負担を増やさずに計画を立てられます。
【メリット】
・働く環境も変えられる。
・転職エージェントに任せれば、条件にあった薬局が見つかりやすい
年収以外にも、環境を変えるメリットが。
今の仕事がしんどくなってきている人にはチャンスにもなる。
【デメリット】
・今の会社が好きな人には不向き
・転職先の仕事の内容などはしっかり調べないと負担が増えるかも
よくも悪くも環境が変わるので今の職場が気に入ってる人にはオススメできません。
あと転職した後に思っていなかった業務がないように仕事内容を確認するのも大切です。
(ちなみに転職エージェントがそのあたりもヒヤリングしてくれるので、心配はないですよ)
転職に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。
薬剤師向けの求人サイト
- 薬剤師の転職ならジョブデポ薬剤師 ※求人数No.1!8万件以上の求人を持っている国内最大級のサイト。
- 【薬剤師の派遣・転職 お仕事ラボ】 ※選任コンサルタントが対応してくれるので細かい希望もいいやすい。
- 薬剤師転職の王道!エムスリーキャリア ※薬剤師会員17万人以上を有するエムスリーグループの独自ネットワーク、安心感がありますよ。
薬剤師の専門資格を取得する
外来がん治療専門薬剤師や実務実習指導薬剤師など、専門資格を取得する
薬局薬剤師でも専門資格をとるメリットが増えてきています。
会社の収益があがる資格もあるので、資格手当が増えるパターンも。
薬剤師として活躍したい人にオススメ。
【メリット】
・薬剤師としての専門性が高まる
・取得の支援をしてくる会社も多い
薬局勤務でも専門性を高めて患者さんへの貢献ができます。
研修や学会費用を会社が負担してくれることもあるので、取得の環境は良くなってきています。
【デメリット】
・自己学習など勉強のための労力が必要
・対象外の資格もあり、手当がつくかは会社による
資格取得に必須研修やテストがあったりします。
そのための労力はどうしても必要。
また手当がつくかは会社によって違うので、先に社内規程を確認してみましょう。
専門資格を取るのに「研修認定薬剤師」が必須なことが多いです。
勉強を続けていきたい人はこの記事もオススメです。
副業をする
別の薬局でパートとして勤務する
「せどり」や「アフィリエイト」など、副業を始める
薬剤師でも、副業で個人としての能力アップができます。
自由度が高く、うまくいけば50万円以上を狙えます。
【メリット】
・本業では得られないスキルが身につく
・会社に依存しない分、メンタルが安定しやすい
最大のメリットは「薬剤師では得られないスキル」が身につくことです。
そのスキルを普段の仕事に活かすこともできます。
【デメリット】
・収入が安定するまで時間がかかる
・プライベートの時間が減る
会社によってはNGのところも。
始める前に調べるが必要あります。
また時間がかかったり、確実に稼げるわけじゃないってデメリットは大きいです。
すぐに稼ぎたい人は別の方法をオススメします。
(それでもスキルアップのメリットは大きいですよ)
それぞれの方法にメリットとデメリットがあります。
人によって価値観も違います。
普段の仕事をがんばったり、家族との時間を大切にしたいなど、アナタが大切にしたいものを重視できる生活の参考にしてみてください。