しんどくなる前に読むページ

【注意】大手調剤薬局の闇。メリットと隠されたデメリット。

  1. HOME >
  2. しんどくなる前に読むページ >

【注意】大手調剤薬局の闇。メリットと隠されたデメリット。

【注意】今回はけっこうぶっちゃけた内容が多めです。今の仕事にやりがいがあって楽しい人にはショックが大きい可能性があります。そんな方は、読まないでください。

 

 

【大手調剤薬局のメリットについて知りたい人】
大手調剤薬局に勤めてどんなメリットがあるんだろう。就職支援センターとかネットではわからない本当のことが知りたいなあ。大手って魅力もあるけど勤め先で失敗したくない。

そんな疑問に答えます。

 

【本記事の内容】
・大手調剤薬局の闇。隠されたメリット・デメリット。
・大手調剤薬局のメリットを得られるのはホントウはどんな人?
・【閲覧注意】大手調剤薬局の隠されたデメリットを解説します。
・大手調剤薬局を迷っている人が知るべきこと。【リアルな情報です。】

 

 

この記事を書いているぼくは、9年目の薬剤師。大手調剤薬局で5年、薬局長と管理薬剤師を経験。はじめての責任者の時、右も左もわからずメンタルを病んでしまった経験アリ。大手調剤薬局で責任者をしているからこそわかる情報を解説します。

 

大手調剤薬局の闇。隠されたメリット・デメリット。

大手調剤薬局についてネットに載ってない情報が知りたい。

そんな人のために今回は記事を書きました。

けっこうぶっちゃけ気味です。

まずはメリットとデメリットについて、一般的にはどんなものがあるか紹介します。

 

【メリット】
・教育体制・研修体制が整っている。
・最新の調剤機器や設備が充実している。
・企業の収入が安定しているため、将来への安心感がある。
・キャリアアップ・スキルアップができる。

 

【デメリット】
・店舗異動の可能性がある。
・売り上げ向上のための業務が多く、忙しくなる可能性がある。
・患者様に関わらない社内独自の業務がある。

 

 

一般的に調べると、こんな感じです。
ネットで「大手調剤薬局 メリット デメリット」で調べるとこういった感じで出てきます。

メリットの特徴は会社として環境がととのっていて、将来の安心があること。

デメリットの特徴は店舗の異動があったり、業務量が多くてしんどくなりやすいこと。

 

ただ勤めていると研修を受けてたり、環境がととのっているのに不安を感じることがあります。

この「不安」が大手調剤薬局の転職率が高い理由になってたりします。

不安の原因は「隠されたデメリット」

企業も気づかないデメリットが存在しています。

 

 

今回はそんな「メリット」「隠されたデメリット」についても解説します。

 

大手調剤薬局のメリットを得られるのはホントウはどんな人?

まずは「メリット」から。

実際に大手調剤薬局で働いていて実感する「メリット」について解説します。

 

人によってはこの環境が働きやすく感じるかもです。

 

メリットとしては、

・外部からのトラブルに強い。

・知識が少なくても仕事がスムーズにしやすい。

・患者さんと大きなトラブルになったときも対処するための体制がある。

・規約が整備されているので給与やシステムトラブルなどの問題がスムーズに解決する。

・施設の申請や更新などの時にノウハウを知っている人がいるので対処しやすい。

・スタッフ間の問題が生じた際に上司の介入や店舗異動での対処が可能で、「トラブルのある職場でずっと放置」ってことがない。

 

実際に働くとこんな感じのメリットがあります。

ざっくりいうと、「会社としての環境がととのっているのでトラブルに強い」

 

薬局ではスタッフ、行政、患者さんとなどなど、いろんなトラブルがあります。

 

中小調剤薬局だと管理薬剤師がほとんど対処して誰も助けてくれないってことがあります。

裁判なんかになってようやくオーナーが出てくるってことも。

 

大手調剤薬局は会社として担当の部署があったり、ノウハウがしっかりしているので

トラブルが起きてもすぐ解決することが多いです。

 

働いている中での安心感は大手調剤薬局の大きなメリットです。

 

正直な話、大手調剤薬局での本当のメリットは「誰でも平均的に仕事ができる」こと。

個人の能力に関わらず一定レベルの仕事ができる環境があります。

逆にすごく優秀な人でも思った仕事の仕方がしにくかったり、スピード出世が期待できないといった見方もできます。

 

経験が浅くてトラブルが起きたときの対処が不安といった方に、大手調剤薬局はかなりメリットがあります。

はじめは大手調剤薬局で仕事のやり方を慣れるというのがオススメです。

 

【閲覧注意】大手調剤薬局の隠されたデメリットを解説します。

次に「デメリット」について。

この隠されたデメリットがだんだんしんどくなってやめるパターンが多い。

 

本人は気づいてないけど、不安の理由がよくよくこのデメリットってことも。

 

この記事を読んでるあなたも

「会社も安定して充実してるのに将来にぼんやりと不安がある。」

ってことないですか?

 

不安には深堀するときちんと理由があります。

大手調剤薬局で責任者をしつつ、10名以上の退職面談をして気づいた理由。

本当の退職理由になっている「隠されたデメリット」について解説します。

研修は「あなた」のためのものじゃない。

「研修制度の充実」

大手調剤薬局の強みであり、これを目的に入社する人も多くいます。

「患者さんに愛されるスキルの高い薬剤師になりたい。」

こんな希望で入社する人も多いです。

 

この「研修」の目的はあくまで会社の利益のためということに注意が必要です。

数ヶ月に1度、大人数を集めての研修があり、対象者は必ず出なければいけません。

 

その中でありがちなのが

・役員が会社理念を数時間エピソード付きで話す。
・今期売り上げのグラフから危機感とともにこれからの業務目標を説明する。
・労働基準法の説明と残業撲滅について。

研修の内容は会社が身につけてほしい考え方がメイン。

個人のスキルアップの研修はほとんどありません。

 

理由は大手調剤薬局の場合、全体として売り上げを底上げしないといけないからです。

 

利益増とコスト減につながる考え方を浸透させる方が個人のスキルアップより優先されます。

 

むしろ接客やスタッフ教育に関して外部教師を招いてセミナー形式の研修ができるのが中小調剤薬局の強みだったりします。

会社が小さい場合は、個人のスキルがあがって顧客が定着すると会社の利益につながるので。

 

「研修」の数や規模は大手調剤薬局の方が多いですが、内容をみるとデメリットと感じることもあります。

薬剤師個人としてスキルアップを目指したい方にはすこしデメリットかもです。

 

なかなか昇給しない隠された理由【販管費と公定価格の影響】

勤めて10年くらいすると中小の調剤薬局に入った大学の友達の方が年収が高かったりします。

会社の売り上げは大手の方がだいぶ高いのに、なんで?となります。

 

理由は「販管費」にあります。

正式名称は「販売費及び一般管理費」

本部などの人件費や営業にかかるお金です。

 

企業として大きくなるとこのコストが大きくなります。

会社の売り上げが大きくなって、会社規模が大きくなってもスタッフの給料が急成長することはありません。

規模が大きくなると会社の運営側のスタッフも増えていくからです。

 

普通の会社だと商品の値段を上げたり、新規顧客層を狙ったりと売り上げを大きく上げる手段がとれます。

でも薬局は薬の値段が公定価格で決まっているので単価を急激に上げられません

規模が大きくなると運営の人件費がコストとしてあがる反面、公定価格のせいで利益を急増できない。

そのためスタッフの給料が上がりづらいです。

「給料も早い段階からそれなりに欲しい。」と考えている人にとってはデメリットかもしれません。

 

終わらないラットレースで消耗するかも。

大手調剤薬局はあくまでも企業です。

企業の目的は利益をあげて従業員の給与を確保すること。

 

そのため加算件数やかかりつけ獲得などにノルマが設けられます。

後発医薬品調剤体制加算のランクアップが達成したら、まもなくかかりつけの同意。

他にも特定薬剤管理指導加算(ハイリスク加算)や在宅など。

店舗で体制を整えてノルマをクリアしても次のノルマがきます。

 

大手調剤薬局の管理薬剤師をしていて一番キツいのは終わらないノルマです。

回り続けるラットレースのように走り続けないといけないツラさがあります。

 

「責任」に対する評価は低い。【役職手当=みなし残業代のトラップ】

薬局の責任者にはけっこういろんな責任がきます。

・調剤過誤が起きた時の謝罪や再発防止策の作成
・クレーム対応
・スタッフの教育、トラブル仲裁
・会社の数値目標に対する施策
・社内連絡のスタッフへの周知

 

けっこう多岐にわたる上、どの責任も重めです。

この責任に対する評価が、役職手当。

管理薬剤師手当とか薬局長手当とかの名前でついたりします。

会社によって違いますが相場は3万〜5万くらい。

金額だけ見るとけっこういい感じです。

 

ただこの手当には「みなし残業代」が含まれることが多いです。

 

みなし残業代とはこの役職だと20時間までは残業代込みで先払い。みたいな制度です。

時給2000円で20時間計算だと4万円はみなし残業代となります。

 

ようするに役職手当が5万円だったとしても

5万円 - 4万円 = 1万円

本当の役職手当は1万円ってことです。

 

実際に役職につくと112時間残業ってことも多いので手当以上の残業が出ることは多いです。

しかも面倒くさくて計上しないので公開されてるより実際の残業が多かったりします。

 

会社によっては、管理薬剤師の手当がない。というところも。

責任が多いけど賃金として評価はされてないって、モチベーションがあがりにくいですね。

 

 

ざっくりとした説明でしたが、こんなデメリットがあります。

あなたが研修や収入を就職活動の説明会で聞いてイメージしているならギャップを感じるかも。

 

実際、研修や会議は多いですし、手当もいろんな名目であります。

だからこそ気づきにくい。

日々の仕事に追われて、だんだん責任のある立場になるので本質を見落としやすいです。

 

その結果、精神的に追い込まれて病んでしまうことも少なくありません。

 

今の環境にやりがいがあって日々充実している人は大丈夫です。

でもあなたが日々の仕事をしんどく感じている場合は「隠されたデメリット」が負担になっていませんか?

まず大切なのは、自分です。

この機会に見直してください。

 

※仕事がもうしんどくてツラいって方はこちらの記事も参考にしてみてください。

 

大手調剤薬局を迷っているときに知るべきこと。【リアルな情報です。】

大手調剤薬局のメリットとデメリットについて解説しました。

ここまで読んだら

「結局、大手で勤めるべきかどっちなの?」

って疑問があるかもしれません。

 

大手調剤薬局で働くのがいいのか、悪いのか。

結論は「人による」です。

バッサリな感じですが、本質です。

 

あなたにとって大手調剤薬局で働くことがいいのか、悪いのか。

見極め方をアドバイスします。

あなたが今まさに大手調剤薬局で働いている場合。

大手調剤薬局でこのまま働くのがいいか、悪いかを見極めるポイント。

「日々がどのくらいしんどいか。」

これです。

 

・患者さんに怒鳴られてしんどかった。
・毎日外来が多くてしんどい。

 

しんどい理由が日々の薬剤師としての業務から来る場合は、このまま働くでいいです。

休んでも疲れがとれないし、患者さんが怖くて仕事に行けないって場合は調剤薬局以外での転職はアリです。

ただ患者さんとの関わりで出てくるしんどさはどの調剤薬局でも同じです。

 

・自分自身のスキルが上がってないようで不安。
・給与が上がらず、奨学金や家賃で生活が苦しい。
・仕事で課される責任とノルマがしんどい。

 

個人としての成長への不安や仕事でのプレッシャーがしんどくなっている場合、このまま働いていくのは危険かもしれません。

 

大手調剤薬局だとストレスチェックテストや産業医などの体制はあります。

でもそれでうつ病などの本当のリスクを回避できることはほとんどありません。

 

だからこそ、しんどさに気づいたときに早めに行動しましょう。

特に眠れなかったり、悪夢で目を覚ますようなら危険のサインです。

 

【大手調剤薬局が合わないと感じたらすべきこと】
・心療内科に受診する。(眠れないなどがある)
・数年後、上司と同じ働き方がしたいかを考える。
・自分の市場価値を調べる。

 

体に異変が現れた時は環境を変える一択です。

今の生活が続いて体は大丈夫なのか。

この機会に見直しをしましょう。

大手調剤薬局なら異動願いを出すって手もありますし、転職もアリです。

人生の時間は限られているので、ムリしてがんばらずに色々見てみましょう。

 

 

-しんどくなる前に読むページ

© 2022 えるいちBlog Powered by AFFINGER5