管理薬剤師への道

【解決】管理薬剤師の「仕事がしんどい」は、コミュニケーション能力が突破口!

  1. HOME >
  2. これからのスキルアップ >
  3. 管理薬剤師への道 >

【解決】管理薬剤師の「仕事がしんどい」は、コミュニケーション能力が突破口!

【コミュニケーション能力に悩む管理薬剤師】
管理薬剤師になったけど、コミュニケーション能力って必要なのかな。管理薬剤師の仕事、結構しんどいけどコミュニケーションで良くなるものなの?コミュニケーション能力が必要とはいってもどうしたらいいかわからない。何したらいいの?

 

そんな悩みに答えます。

 

【本記事の内容】
・管理薬剤師にコミュニケーション能力は必要不可欠と断言できる理由
・【解決】管理薬剤師の「仕事がしんどい」は、コミュニケーション能力が突破口!
・管理薬剤師としてのコミュニケーションスキルをアップさせる方法

 

この記事を書いているボクは、調剤薬局で9年勤めてる薬剤師。管理薬剤師歴は3年ほど。薬局長や地域薬剤師会の理事なんかもしています。勉強や仕事の仕方がわからずに苦しむ人を救いたい気持ちでブログ発信中。読書はビジネス書が多め。

 

・管理薬剤師にコミュニケーション能力は必要不可欠と断言できる理由

「管理薬剤師ってコミュニケーション能力は関係ないんじゃない?今まで通りで大丈夫でしょ!」

そう思っていませんか?

 

もしあなたが数ヶ月、管理薬剤師としての仕事をしていたなら
「スタッフと思ったように意思疎通がはかれないけど、どうしたらいいかわからない」
そう思っているかもしれません。

 

管理薬剤師にコミュニケーション能力は不可欠です。

 

しかも、一般のスタッフとして薬剤師をしていた時なんとなくできていたことが通用しないかもしれません。

理由は、自分の伝えたことがいろんな立場で判断されるから。

薬局の責任者、会社の代表、薬剤師としての専門家としての立場

一人の薬剤師以上の責任がある立場で見られます。

 

しかも責任をもってかかわる人も増えます。

・店舗スタッフ
・社内の関係者
・病院スタッフ
・薬剤師会などの業界団体の人
MSMRなどのメーカーの営業担当者

責任あるコミュニケーションを幅広い人たちを毎日しないといけません。

 

今までのスキルではなかなかしんどくなります。

特に店舗スタッフとのコミュニケーションは毎日の積み重ね。
普段の業務に直結するため意識的に改善していく必要があります。

 

「自分のコミュニケーションの仕方を変えた方がいいのかなぁ」

少しでも思ったら成長のチャンスです。

ポイントを抑えて「使えるコミュニケーション能力」を手に入れましょう。

【解決】管理薬剤師の「仕事がしんどい」は、コミュニケーション能力が突破口!

はじめにはっきりと言い切ります。

管理薬剤師の仕事がしんどいなら、コミュニケーションを変えるとほとんど解決します。

 

そもそも管理薬剤師の仕事でしんどくなる典型的なパターンがあります。

・スタッフとの意思疎通がとれずにトラブルが生じる。
・情報が入らなくて、緊急の対応に追われる。
・店舗の雰囲気が悪い。

 

ちなみに大手調剤薬局で数十店舗みてきた私の主観ですが、

管理薬剤師のスキルで薬局の雰囲気は決まります。

 

ずっと笑って仕事に向き合う管理薬剤師の店舗は、トラブルなくスタッフも明るい。

逆に常にイライラしていて非難ばかりしている管理薬剤師の店舗はトラブルだらけ。

 

あなたにも心当たりありませんか?

 

こうした問題は管理薬剤師のコミュニケーション能力で解決できます。

典型的なパターンについて原因と解決策を説明します。

 

スタッフとの意思疎通がとれずにトラブルが生じる。

こんなことはありませんか?

・ちょっと相談してくれたら解決する小さなミスが大きなトラブルになった。
・クレームが起きた時、はやいタイミングで報告がこなかった。
・厚生局や社内の連絡が自分まで回ってこなかった。

 

ぼんやりでも心当たりがあれば早めに対策が必要かもしれません。

スタッフから「話しにくい人」だと思われてる可能性があります。

 

こうした状況にならない解決策は

・普段から挨拶や感謝の言葉を伝える。
・何かトラブルが起きてそうな時に「何かあった?大丈夫?」と声かけする。
・業務が終わりそうか気にかける。

など、普段からの気配りの声かけが有効です。

 

声かけの時に意識すべきことは次の章で詳しく説明しますが、普段から「気にしてもらえてる」と思ってもらうことが大切です。

 

薬局のトラブルは大体早いタイミングで解決すれば小さな問題で終わることが多いです。

できるだけスピーディに初期対応が終われるよう普段からの声かけは意識してみましょう。

 

外部からの情報が入らなくて、緊急の対応に追われる。

薬局のトラブルは内部からのものだけではありません。

外もトラブルの原因はひそんでいます。

 

たとえば、

・メーカー欠品で供給量が不足していて薬が揃わない。
・病院の新規採用を知らず、急にでた薬がなくて慌てる。
・自主回収の薬を放置してしまった。

その日の仕事が忙しくなりそうなトラブルばかりです。

 

こういったトラブルも日々のコミュニケーションを変えると回避できます。

 

管理薬剤師になると外部の人とかかわる機会が増えます。

そんな時の姿勢を変えると良い情報が入ってきやすくなります。

病院のスタッフさん、卸さん、メーカーのMRさん。

そんな人たちからの連絡もめんどくさいと思わず、先行投資だと思って積極的にしていきましょう。

 

ポイントは感謝を伝えること。

「お忙しい中でご対応いただき、ありがとうございます。大変助かりました。」

情報をくれた時や何かご対応いただいた時にこんな感じで感謝の言葉を伝えてください。

 

相手もあくまで仕事でしているので、感謝の言葉が達成感につながります。

「何かしてあげたい人」になることで良い情報も入りやすくなります。

1回のありがとうではなかなか難しいですが、意識して伝えれば必ず変わります。

無理難題を1回聞いても便利に思われて終わりです。

それより毎回の感謝のコミュニケーションで気持ちよく良い関係をきずいていきましょう。

店舗の雰囲気がわるい

薬局に入った瞬間に「なんか雰囲気がわるいな」と感じることがあります。

薬局のスタッフ同士のコミュニケーションがうまくいっていないと全体の雰囲気がわるくなりやすいです。

 

いわば、管理薬剤師のコミュニケーション総集編といった感じ。

 

壊滅的にコミュニケーションがとれていない薬局もあります。
そうなってから修復は困難。
そうなる前にきびしい言葉で言います。

「薬局の雰囲気がわるいのは管理薬剤師の責任です」

薬局が機能するようにスタッフの管理をするのは管理薬剤師の責任だからです。

 

とはいえ、人の管理はむずかしいですよね。

雰囲気がわるくなってから良くしていくのはだいぶ大変です。

でも諦めないでください。

 

少しずつ改善する方法はあります。

「何かしないといけない」

と思っているあなたはまだ大丈夫です。

コミュニーケーションのやり方を変えて、薬局の雰囲気をよくしていきましょう。

管理薬剤師としてのコミュニケーションスキルをアップさせる方法

「管理薬剤師が悪いのは分かったけど、何をやればいいんだよ」

ここまで読んだあなたはこう思っていませんか?

 

コミュニケーション能力を高めるのに、何をすればいいか方法が欲しい。
管理薬剤師のコミュニケーション能力をあげるにはどうすればいいか。

方法を3つお教えします。

相手を批判しない

仕事のコミュニケーションの目的は仲良くなることではありません。

仕事がスムーズに進められる関係を作ることです。
つまり「自分の話に納得して、行動してもらえる」関係作りが必要です。

議論をせず、間違いを直接指摘しない。
その上で自分の間違いを素直に認める。

誰でもミスはあるので、そういった時の対応が重要です。

 

実際に仕事の中でするのはむずかしいですが、信頼を得るには効果的です。

あなたも経験ないですか?
ガミガミ怒ってきたり、ミスを見つけて攻撃してくる上司の話は耳に入らない。
そうならないためにも普段から相手を批判しない伝え方に注意が必要です。

相手を批判しないコミュニケーションを意識していきましょう。

笑顔を忘れない

仕事中、笑顔を忘れずにいる。
そのくらいでコミュニケーションが楽になったら苦労しない!と思いませんか?

では、あなたが普段笑顔で過ごせているか簡単なチェックです。
「鏡の前で5分間、満面の笑顔をキープしてください」

頬の筋肉がひきつったり、笑顔をキープできない。
そんなことはないですか?

もし5分間の笑顔キープがしんどく感じたら普段から笑っていない証拠です。

 

管理者が怖い顔をしている店舗は全体が暗くなります。
想像以上に管理者が笑顔かどうかは店舗に影響を及ぼすのです。

でも急に笑顔となっても仕事中に意識するのはなかなか大変。
だからこそ筋トレみたいに練習が必要。

朝の準備の時間に5分間、鏡の前で笑顔をキープしてみてください。

毎日でなくても、思い出したタイミングに取り入れるくらいでOK。
ちょっとずつ慣れてきます。
笑顔で楽しい時間を増やしていきましょう。

相手の関心の中心を見つける

最後は仕事でのコミュニケーションでの極意といっても過言でないポイントです。

相手の関心の中心を見つける。

会話している相手は「こうなってほしい」とか「ここが不安」とかの感情を胸に話をしています。
それは相手が話す言葉とは違う感情が関心の中心になっていることもあります。

相手が何に関心があって発言をしているのか。
その関心の中心を見極める。
かなりむずかしいですが、できるようになると全ての人とのコミュニケーションで活用できます。

たとえば、

「残業ばかりで負担が大きいのでどうにか改善してください」

こんなことを言われた時、あなたならどう感じますか?

「残業は確かに増えてる。薬歴もたまってるんだろう。でも詳しい原因もわからないな。」

もしかしたら、こんな考えになるかもしれません。

 

・薬歴の書き方をマニュアル化して、薬歴の勉強会をする。
・詳しい残業原因を洗い出すために1日の仕事を日報にして報告させる。
・担当業務の洗い出しをする。

などの対策をするかもしれません。

でもコレがスタッフが求めていた姿でしょうか?

残業時間の改善」のことを言われていると解釈するのはもしかしたら正解じゃないかもしれません。

それはあなたや会社の関心であって、相談してきているスタッフの関心ではありません
別のところに関心があって言ってるかもしれないからです。

伝え方が遠回りになっていますが、「残業」ってワードを出して「ちゃんと考えて!」ってアピールしている可能性もあります。

詳しく説明するともしかしたら「残業ばかりで負担が大きいのでどうにか改善してください」って言葉の裏側には、

・家に帰って家事もしないといけないし、最近疲れやすくなった。
・こっちががんばってる時、会社の電話ばっかりしてるけど大変なのわかってる?
・めんどくさい患者さんの相手ずっとしてたグチを一言聞いてほしい。

 

残業自体ではなく、がんばって仕事をしているのをきちんと知ってほしい。
そんな気持ちが関心の中心かもしれません。

仕事と家事との両立が大変になってきた。
そんな話かもしれません。

もしこれらが関心の中心なら対策は変わってきます。

・シフトでの休みの取り方が偏ってて疲れが出やすくなってたかも。
・パソコンの設置場所が座りにくくて無理な体勢になりがちかも。
・めんどくさい仕事をコツコツ続けてくれてるのをちゃんと見れてなかったかも。

環境やあなたの視野を変えるだけでスタッフの問題は解決するかもしれません。

 

相手の関心の中心を見極めるコツは、要望の内容を詳しく聞き取ることです。

「やっぱり残業が負担になってきてる?」

先程のパターンだとこんな聞き取り方をするといいです。
そうすると、相手がこんな時にしんどいって話をしてくれます。
もしだんだん残業自体は関係なくないか?って方向になれば違うところに関心の中心があります。

特に管理薬剤師が男性で、スタッフが女性ばかりの職場では会話のズレから関係が悪くなることが多いです。
「わかってくれない」とコミュニケーションがしづらくなる前に少し目線を変えて会話をしてみてください。

 

コミュニケーションは1日でどうにか変わることではありません。
それでもよくしようと続けるメリットは多いです。
ムリない範囲でいいので、参考にしてみてください。

-管理薬剤師への道
-,

© 2022 えるいちBlog Powered by AFFINGER5